ネクタリンの摘花から摘果

伐採作業を経て、畑の環境が整ってきている今、次のステップとして直ぐに剪定作業を1日くらい行いました。
その後しばらく間が空きましたが、ネクタリンの摘蕾・摘花・摘果作業を少しずつ進めています。これらの作業は、果実の品質や収量を安定させるために欠かせない管理です。
- 摘蕾(てきらい)
開花前に不要なつぼみを間引くことで、樹の栄養を残したつぼみに集中させます。これにより、後の果実や花の品質が向上し、樹全体の健康維持にもつながります。 - 摘花(てきか)
開花後、花の一部を取り除くことで、栄養資源の分配を最適化。結果として、残った果実のサイズや糖度が上がり、病害虫への耐性も高まります。 - 摘果(てっか)
果実が育ち始めたタイミングで、過剰な実を間引きます。これにより、残った果実に十分な栄養が行き渡り、大きく美味しい実に育ちます。また、隔年結果(収穫量の年ごとのばらつき)を防ぐ効果もあります。

これらの作業を一度に進めると樹に負担がかかるため、少しずつ段階的に行うことで、より健全な生育環境を保つことができます。今後も畑の状況を見ながら、丁寧に管理を続けていきます。
伐採作業から一月経ち、ネクタリン畑は風通りも良くなり、花や葉が活き活きし始めている様に感じます。


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