ネクタリン畑再生のための伐採作業

ここ数年、ネクタリン畑では隣接する耕作放棄地の桑などの高木による影響で、日照不足や風通しの悪化が進み、収穫が難しい状況が続いていました。こうした環境下で、果樹の生育や結実、病害虫防除に支障が出やすくなりました。
そこで今年3月、畑の環境改善を目指し、弱っていたネクタリンを1本おきに伐採しました。作業は3世代で協力しながら進め、電動チェーンソーとハンドチェーンソーが大活躍。伐採後は畑全体が明るくなり、風通しも大幅に改善されました。

他の畑の状況の悪かった木にも、手入れをすることにつながり、両親が高齢で、収穫が難しい状況も、こうやって間引きが進むことで、好転の兆しもあります。
このような伐採による日当たり・風通しの確保は、果樹の光合成効率を高め、病害虫のリスクを減らす上でも非常に重要です。
今後は、伐採した切り株の管理や防腐処理にも注意しながら、畑の再生と収量回復を目指していきます。

0件のコメント