味噌づくりを続けること

投稿者: 店主 長坂治 投稿日:

今年の3月初め、家族みんなで味噌作りにチャレンジしました。

きっかけは、80歳になる母の「味噌作り引退宣言」。長年続けてきた両親ですが、手造りのものでも買った方がいいという、判断を下していることが、明らかになったのが、年末恒例の餅つきのとき。

振動圧の大事さを学び違いを感じていた私は、味噌づくりをここで止めては、色んなことを諦めることに繋がってしまうと感じ、家族で触れていきたい――そんな思いから、高校生の子どもたちも巻き込んで、家族で初めての本格的な味噌作りに挑戦しました。
私には、味噌づくり教室企画した経験があったので、この取り組みの手助けになりました。

材料と道具をそろえる

まずは材料の準備から。大豆は10キロを購入しました。既に年を越していたので大豆の調達が難しく、今回は北海道産のきれいで大きい大豆です。
麹と味噌作りの機械は、甲府のおかめ麹さんにお願いしました。鉄釜やザルは母が使ってきた実家のもの。母のアドバイスで色々とまとまり準備万端!

大豆を煮る

大豆を煮る前に、一晩水を浸透させます。我が家は、毎日振動圧の高い水で、炊飯しているので、お米や大豆の水を吸い上げる速度が早いのは、織り込み済みです。

母のやり方にならい、前日の夕方から大豆を煮始めます。柔らかくなるまでじっくり煮た後、一晩寝かせるのがポイント。翌朝、もう一度火を入れて、さらに柔らかく仕上げます。

いよいよ仕込み!家族の共同作業

大豆が少し冷めてきたら、いよいよ潰す作業。機械を使って一気に潰し、塩と麹を混ぜ合わせます。高校生の子どもたちも大活躍!みんなで力を合わせて、味噌玉を作り、容器に詰めていきます

仕込み完了!あとは熟成を待つだけ

空気が入らないようにしっかり詰めて、表面に塩を振り、仕込み完了。その後の手入れはまだ母任せですが、長年のコツも伝授してもらいながら、身につけて行ければと思っています。

おわりに

家族みんなで協力しながら、楽しい時間を過ごすことができました。出来上がりが今からとても楽しみです。これからも、家族の味として、愛、圧を高められる様に、続けていきたいと思います。

まとめ

  • 家族で味噌作りは思い出にもなり、伝統も受け継げる
  • 母の知恵やコツを記録できたのも大きな収穫
  • 完成した味噌で、また家族の食卓がにぎやかになる日が楽しみ!


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